TastyTableのミールキットを徹底レビュー



値段自宅をレストランにできる1人1500円の高級ミールキット

TastyTableは有名点のシェフ監修メニューが自宅で作れる高級ミールキットです。

とても毎日は使えそうにない値段ですが、わたしのように小さな子供がいてレストランのディナーに行けない人にとってはとてもありがたいミールキットです。

システム配送は週末だけで最大2日間利用可能

TastyTableは週1回の配達で、配達日は金・土・日のどれか1日を選択します。メニューは最大2つまでしか選べません。

週ごとに6～7メニューから選ぶことが出来ます。

登録後、放置しておくと毎週勝手に1メニューが送られて来てしまいます。わたしは気になったメニューがあった時に利用する程度なので定期注文から都度注文に切り替えて使っています。

注文方法洗練されたアプリデザインで注文しやすい

注文はインターネットか専用アプリからします。スマホアプリのほうが文字が見やすく使いやすいです。

配送と受け取り配達はヤマト運輸のクール便

配送業者はヤマト運輸です。不在時は再配達を依頼して受け取ります。

中身を開けると一つ一つ食材が小分けになっていてオリジナルシールがついています。

乾燥ポルチーニとか白トリュフオイルとか見たこと無い食材のせいか高級感が漂っていました。

レシピWebのレシピの方が画像が多くて分かりやすい

TastyTableはメニューごとに紙のレシピがついてきます。厚紙でとてもリッチな雰囲気の漂うレシピです。

でも、調理手順の部分が全て文字なので料理をしながらパッと見て分かりにくいんです。

Webのレシピは細かいステップで画像が見れるので、画像を見てるだけでも結構理解できちゃいます。

料理をしながらスマホやタブレットをスクロールさせるのが面倒ですが、紙のレシピよりも理解も早く見落としによる失敗もしにくいのでオススメです。

食材有名レストラン御用達の卸からこだわりの食材を仕入れる

お魚は明治元年から続く築地の「尾辰商店」、お肉は有名TV番組のカンブリア宮殿にも登場した「プレコフーズ」、野菜は一流ホテルなどに卸している大田市場の「丸和商店」など厳選食材を扱う卸業者から仕入れています。

コンセプト通り高級レストランのような食材の仕入れ方をしているのが特徴的です。

調理時間最長70分の本格キットと最短20分のライトキット

わたしがTastyTableを初めて使った時は2品合わせて50分ちょっとかかりました。

ミールキットにしてはかなり時間がかかる商品ですが、憧れる完成イメージにモチベーションがかかっているので長い調理時間もあまり苦になりませんでした。

調理中はプロ監修ならではの新発見が目白押しで、乾燥ポルチーニの扱い方とか、高級料理によくあるソース類の作り方とかを知ることができて感動しっぱなしでした。

ただ、レシピがちょっと見にくいので調理を進めるのに手間取ります。

レシピに書いてある時間よりかかってしまうことが多いので、時間に余裕がある日に作るのがおすすめです。

味とボリューム見た目の上品さとは裏腹なボリューム感

他のミールキットは副菜が軽いものが多いのに対し、TastyTableは2品とも食べごたえのあるメニューなので普段マクドナルドでLLセットを頼む主人も満足していました。

味は申し分なしです。

1人1500円ならそこそこの外食が出来ますが、この料理を出すお店では1500円では食べられないでしょう。

料理の勉強も兼ねて、毎週末利用したいくらいです。

栄養バランス多彩な食材に出会えることに他には無い価値がある

TastyTableは健康を気にして使うミールキットではありませんが、強いて言うなら多彩な食材が使えることのメリットです。

TastyTableはセージ、フェンネルといったハーブ類をはじめ、ケッパーや黒オリーブ、扱いにくいアンチョビなど他のミールキットではまず使わない食材が入っています。

近年注目を集めている腸内フローラにとって様々な食材を食べることはとても大切なことです。腸内にたくさんの細菌類が住み着き安定した生態系ができることで体調を整えてくれます。腸内フローラは心の健康にも影響が大きいとされていて職業柄わたしも重要視しています。

いつもと違う食材を使えると言う意味でTastyTableは他のミールキットに無い健康面のメリットを提供していると言えます。

運営会社小規模だからこそ思いが伝わってくる

TastyTableを運営している株式会社ブレンドは従業員数3名とミールキットを提供している会社の中ではずば抜けて小さい会社です。

わたし自身も毎日の食事に使うミールキットは安全性を重視したいので会社の規模や実績など信頼できるネタが欲しくなりますが、TastyTableは時々使うお楽しみミールキットなので会社の規模は気にしていません。

それよりも株式会社ブレンドの社長の田尾秀一（たおしゅういち）さんがTastyTableのプレゼンテーションで言っていた「誰もができるほんのちょっとの工夫で料理は何倍も美味しく楽しくなる」という言葉がわたしにとってとても刺激的でした。

そして実際にTastyTableのミールキットを使うと「その通りだ！」と思えることばかりだったのです。