パルシステムのミールキットを徹底レビュー

パルシステムには時短を目的にしたセット商品がいくつかあります。

• 3日分の時短ごはんセット
• 我が家の常備菜セット
• レトルトの単品おかず

わたしが考えるミールキットはその日の晩御飯をミールキットだけでまかなえるものなので、パルシステムの中では「3日分の時短ごはんセット」になります。

このページでは「3日分の時短ごはんセット」について解説していきたいと思います

「3日分の時短ごはんセット」は3日分が1セットになっていて、1食あたり3品が作れるミールキットです。 野菜の使い回しにちょっと手間がかかりますが、その手間を上回る美味しさがあります。

ミールキットより、もう少し自炊型の料理をしていきたい人にオススメです。

値段超安心安全野菜の食事が500円台！

3日分の時短ごはんセットは2人分と3人分が選べます。価格はそれぞれ

• 2人分　3500円（税込） 583円/1人1日
• 3人分　4435円（税込） 492円/1人1日

3人分になると1人あたりが大幅に安くなります。

政府の基準よりも厳しい独自基準で栽培した野菜を使ってこの価格というのは驚きの安さです。

味とボリューム最も子供に食べさせたいと思える味

調合済みの調味料を使うタイプのミールキットに比べるとさっぱりした味付けですが、野菜自体の味がしっかり感じられるので、薄くて物足りないと感じることはありません。

ローソンフレッシュや楽天マート、セブンミールなどカット済み野菜が魅力のミールキットも多いのですが、ヨシケイやパルシステムのミールキットを食べると直前にカットされた野菜のみずみずしさや歯ごたえがこんなにも美味しさを左右するのかと驚きます。

子供にはこれを美味しいと感じられる味覚に育てたいと誰もが思うのではないでしょうか？

ボリュームは私＋夫＋子供（3歳）で2人分でも十分な量があります。

調理時間確実に20分以内にできる安心感

3日間に渡って使う食材は、毎回自分で分けないといけないので、1回で材料を使い切るミールキットに比べると手間がかかります。

実際、わたしは3日目も使う食材を間違えて2日目に使い切ってしまったことがありました。

しかし、調理手順は簡単なものばかりなので調理時間が20分を超えたことはありません。

栄養バランス栄養価の高い野菜がたっぷり

3日間の食材を並べてみると食物繊維の多さに感動します。

しかも、これらは全て土からこだわった栄養価の高い野菜です。

また、何が入っているかわからない調合済みの調味だれを使うこと無く、調味料は全て自分で用意するので、口に入るもの全てを意識できると言う面で健康管理しやすいです。

食材厳しい栽培基準を満たしたオール国産食材

食材は全て国産です。

しかも、見た目では分かりませんがパルシステム独自の厳しい栽培基準を満たしている低農薬の野菜です。

レシピ材料配分の手間を感じさせない簡単レシピ

レシピは3日間のレシピがA4サイズの紙にカラー印刷してあります。

「3日分の時短ごはんセット」の場合、3日間に渡って使う材料がまとまって配達されるので、例えばキャベツ1個が入っていたら1日目に半分、2日目に半分とか、カブを2日目に2個、3日目に2個と自分で分けて使う必要があります。

使う前は「使い回しが面倒だな～」と思っていたのですが、レシピに3日分の材料配分が一覧で書いてあるので意外とすばやく準備できます。

調理手順は切って加熱するだけのシンプルなものなので時間はかからないのですが、レシピの文字の量が多く手順を追うのに少し手間取ります。

オイシックスみたいに調理中の画像がたくさん入っていると分かりやすくなるんですけどね～。

システムネットで注文＆週1回パルシステムが配送

利用申込をすると配達員の調整などが行われ、配達日と時間帯が決められます。私の場合は毎週金曜日の夕方に決まりました。

利用申込みから最初の注文品が来るまでは10日ほどかかる場合があります。

パルシステムは配達員の方とは別に営業担当者が事前に来て、カタログをくれたりシステムの説明をしてくれました。

その後も、注文で手こずった時に電話対応で助けてくれたりもして、コープデリに比べると運営のシステム化が進んでいるイメージがありました。（地域差があるかもしれませんが）

注文方法専用アプリ「タベソダ」がオススメ

パルシステムは大きく2種類の注文方法があります。入会後そのままだと「定期便」の扱いになり、「タベソダ」にするには切り替え手続きが必要です。

簡単に違いをまとめると

項目	定期便	タベソダ
紙のカタログ	あり	なし
注文方法	PC、アプリ、電話、注文用紙	アプリのみ
注文のない週	カタログを届けるので手数料（194～216円）発生	何もなし

タベソダに切り替えることでごく僅かな商品が注文できなくなりますが、まず不便はありません。

タベソダの切り替えには手続きが必要で、それから5日ほどでアプリから注文が可能になります。その間注文出来ない週は発生したりはしないのでご安心ください。

切り替え完了後はWebサイトにログインできなくなります。

わたしの場合、仕事中にPCから注文することができなくなるのが不便だと思ったのですが、毎週使わないのに見ずに捨てるだけのカタログが有料で届くのは絶対に避けたいのでタベソダに切り替えました。

配送と受け取り「置き配」が可能

毎週パルシステムの配達員の方が配達してくれます。

不在時は置き配も可能なので、わたしはいつも玄関先に置いてもらっています。

前の週の配達で届いた発泡スチロールの箱は、配達日に玄関に出しておけば回収してくれるので、配達員の方に合うこと無く利用していくことが出来ます。

「3日分の時短ごはんセット」の場合、1階の配送で発泡スチロール4箱分くらい来るので、玄関前のスペースだけじゃなく、家の中での置き場所も確保しておきましょう。

運営会社常に消費者目線が嬉しい生協です

正式には「パルシステム生活協同組合連合会」と呼ばれ、コープデリと同じ生協という形でできています。

自社の利益を追求する一般企業に対し、生協は「生協法」という法律の中で「営利目的で事業をしてはいけない」と定められています。

その分、Webやアプリ、配送に関するサービス品質が劣ることもありますが、「営利目的に走らない」という保証はわたし達にとって大きな安心材料になります。